イングリッシュ・アドベンチャー初級編で挫折しかかる

イングリッシュアドベンチャーの初級「家出のドリッピー」をやったことがあります。

初級だから、カンタンだろうと思ったら、
なんかもうね、全然聞き取れないの。

声をアテてるのは、有名な外国人俳優らしくて、
迫力みたいなものはビシ!ビシ!と伝わってくるんだけど、
なんて言ってるのかわかんない。

英文を出されたらわかるんだけどね。

どうも、典型的な日本式英語教育に毒されちゃってたみたい。
私の脳は。

だから、あきらめて、とりあえず「聞く」ことに徹しました。
高かったからね。もったいないし。
それでも、まだ聞き取れなくて。

あー、自分には英語の才能がないんだなー、と思いながら、
惰性で聞いてたら、あるとき英語を「アタマの中の文字」じゃなくて、
「音」でわかったような気がして。

たぶん、たぶんですね。

今までは、「英語」→「音として認識」→
「アタマのなかで英文を組み立てる」→「英語を訳して、意味を考える」
っていう、めんどうな作業をしてたみたいなんですよ。

これが、あきらめて聞くだけにしてたら、
「英語」→「音」→「意味」みたいなことができるようになっちゃったっぽいんです。

そこまでは良かったんです。
でも、ある日、古本屋で日本語訳の「ゲームの達人」(上・下)を見つけて
読んでしまって。

ちょっとエグい感じの話が面白くて、それはよかったんですが、
そうするとイングリッシュアドベンチャーの「ゲームの達人」を
やる気が起きなくて。

あー。

あのとき、古本屋で日本語訳のゲームの達人を見つけなければ、
私の英語人生は、もうちょっとよくなってたかもなー。

下手に理解せず、音のカタマリとして英語を暗記してしまおう、
というイングリッシュ・アドベンチャー。

プロの作家(シドニィ・シェルダン)が書いたストーリーと
プロの俳優の朗読。

楽しく、飽きずに、最後まで続けられるように工夫されています。

初級編「家出のドリッピー」
中級編「ゲームの達人」
上級編「追跡」

最近は、英語を覚えるためのサマー・キャンプなんていうイベントもやっているようですね。

それなりの値段はするんですが、ヤフオクあたりで中古が大量に出品されているので、
そちらから購入するのもいいでしょう。